2017年12月28日

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サクラの冬芽の食痕が始まりました。と言ってもタイミングを逃して上げそびれたもので、こちらの写真は5日前に撮ったものです。枝の周りに散らばっているのは蕾の残骸です。
食痕をじくりと見れば、胃に届く内容物はこの小さな蕾のほんの核の部分であるようです。

昨年の私のテーマであった「園芸種のサクラも食べるのか?」という答えですが、ソメイヨシノも食べているようです。 が、どうやらヤマザクラのほうが人気食材のように感じます。

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(ヤマザクラを食べる様子)

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(今季初のマツグミ)

マツグミは今年の始めに発覚した食材でしたが、その時は樹皮や実の食痕でした。
こちらは葉の一枚一枚に歯型が残されています。 

里の環境もいろいろ、いったいどこまで人間の手が入った環境ならばムササビの生活圏と共に暮らせるのだろう。

2017年12月25日

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NKでムササビを観撮しているトモさんから「ムササビたちが集まってきている、前兆かな?」と教えてもらったのは今月の17日のことでした。N寺も収束し、観察会も終え、なんてタイミングのめぐり合わせだろう。

NKはトモさんが密着しているので、誰がどこの巣穴に棲んでいるのかは把握済みです。今回のアイドルは裂け目スギと呼んでいる巣に棲んでいる経産婦のようです。
もう秒読みではないか?と感じたのは23日のこと。

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(裂け目になった樹洞のスギです)

16:00を過ぎ、まだ明るい時間にオスがやってきました。経産婦はこの上の洞で砦を守っているようです。この時、どこぞからやってきたオスとケンカが始まり、この空洞の中で2頭がもつれ合い地面に落下してきました。

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(トモさん撮影、ムササビ本人も何が起きたのか分からない様子)

この日はもう何頭いるのかもわからない程のオスたちが裂け目スギを巡って飛び回っていたのですが、面白いもので1時間も過ぎるとぱったり収束しました。メスにその気がないことを悟ってオスたちはいつもの生活に戻っていく、そんな風に見えました。確かに、こんなに体力のいるケンカを一晩中もやっていられないですよね。

そして昨日のクリスマスイブ、どうやら交尾が成立したようです。
待っていたオスと中にいたメスが同時に飛び出し、一気に見えない森の奥へ行ってしまいました。その数分後、「キョロロッ」と啼き続けるオスがいました。これには私も覚えがあるのですが、N寺の観察で交尾を終えた後、去るメスをよそにいつまでも「キョロロッ」と啼き続ける第一位オスを見ました、まるでアドレナリンが彷彿しているかのようにいつまでも啼いていました。

交尾が終わったと分かったのは今夜のこと。昨日までとはまるで違い、いつものムササビたちに戻っていました。ホッとしたのは今夜来れなかったトモさんがいた昨夜が交尾日だったこと、トモさんはこの森に公認された人なのだと思いました。



 

2017年12月13日

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(トモさん撮影のテン杉のムササビ)

昨夜はトモさんの(観撮)しているNK神社へ。
トモさんは私や熊谷さんがいつ行っても分かるようにムササビたちの動線をブログに上げてくれているので、トモさんのガイドと自分のイメージが合わさってなんか面白い。

「ここで待ってるとこっちに向かって飛んでくれるよ」

そこはすごい急斜面、山頂の巣穴から一気に飛び出しこの斜面を急降下でこちらへ滑空してくれました。(トップの写真)
かっこいい!!!
やっぱりフィールドは現場を知っている人と一緒に行くほうが絶対に正しいと思いました。(トモさん、火気厳禁のこと忘れててごめんなさい、反省中!!!!!)

この日の目的は発情したメスを探すことでしたが、どうやらまだのようです。
食痕はこの界隈のムササビたちの人気食材というアラカシの冬芽や樹皮や葉です。

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(噛り落とした枝があんまり大きいので、携帯で比較)