2017年09月15日

IMG_0175
(バンカーではテンが2頭で追いかけっこをしていたようです、テンは陽気な足跡が多いです)

久しぶりにリスの目撃情報をもらったので、コース内をぐるりと。
私が働くゴルフ場はたしか東京ドームが2つ半すっぽり入るほどの面積。アカマツがたくさん自生していて、春が来るとマツゼミがにぎやかになります。そのうちの3割ほどがスギとヒノキというリスなら喜んで棲んでくれそうな環境なのですが、広さの割には意外に目撃情報が少ないのがリスでした。

IMG_0173

おーやってるやってる!!マツボックリの食痕が落ちていました。それもすごい量です。
コース内でリスの情報を拾う時は、いつもドサっとたくさんの量で見つかることが多いものですが、それも決まったポイントではなくいつも流動的です。去年のポイントでは全く食痕がなかったり、また全く別の場所に足跡がたくさんあったり。

IMG_0736
(この3月の西8番バンカー)

ただ、リスが現れる場所はいつもマツばかりが生えるところではなく、近くにスギ、ヒノキがまとまって群生しているような場所が多いものです。おそらく、そんなポイントを探していればいつかリスも巣を教えてくれるかもしれません。

日本に今残っている森や山も同じこと、スギ、ヒノキの植林ばかりではそこに棲むいきものたちにとっては不健康に思えます。カキやサクラ、ドングリの実る木、たくさんの樹種があってこそ健全な生態系が成り立つのだと思います。

IMG_0168
(まだ青いヤマグリ、今週末やって来る台風で落ちてしまわないといいのですが)

 

2017年08月21日

IMG_0124

雨上がりの山王峠でノウサギが轢かれました。

道路は私たちにとって無くてはならない日常となった現代、道路脇の森に棲むいきものたちにとっても道路が日常となっています。

この道路の右の森、ここは暗くて湿ったスギヒノキの森です。そして道路の左には、人間の手が入った日当たりの良い草場が広がります。
ノウサギは美味しい草を食べに出かけようとしたのかもしれません、それともキツネにでも追いかけられて思わず飛び出してしまったのかも。

「野生動物横断注意」の標識はあるけれど、いつもそこにあることに見慣れてしまって忘れられてしまっているようです。あるいは犬や猫なら可哀想だけど、野生動物なら轢かれてもしょうがないと思う人が多いのが現実でもあります。

「だってしょうがないよ、自分から飛び出してくるんだから」

という人は多いもの。けれどもそんなことは分かっているのだから、そんな風に片付ける必要はないのでは。それよりも

「悪いことをしたね、これから気をつけるからね」

と素直に言える人が増えたほうが、私は今よりももっと自然と共存できる社会に向かっていけるのだと思うのです。

ごめんなさい、ノウサギ。
 

2017年08月13日

_DSC0036

ここはN寺の親子とヘルパーが棲む界隈。
メスは100m✕100mの縄張りを持つと言われています、そうするとここはお母さんのシマということになるのですが、それはどこまで厳密なのでしょうか。

2号

彼は親子の巣箱から20mほどの巣箱にこっそりとお泊り、出巣はなんとも素早く、親子の巣箱とは反対方向へ出かけて行きました。
また別の巣穴では、それまで親子が使っていた巣穴にオスが一週間ほど寝泊まりしていることもありました。
昨夜はこんな出来事が。

_DSC0049


メスが出かけていった後の巣箱へオスがやってきました。

_DSC0042

丹念にアゴをスリスリ、入り口をガリガリと齧ったり、

_DSC0040 2

中へ入ってすぐ出たり、

_DSC0046

上からおしっこをかけているのか、ただしているだけなのか。。。

きっと森の中はメスの縄張りだらけなのでしょう、オスたちは彼女たちとの距離を保ちつつ、様子を伺いながら、メスたちの合間を漂うように暮らしているのかもしれません。