2017年10月30日

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(巣箱の主は美人な女の子!)

今夜はスタッフ揃ってエコツアーの下見をしてきました。
食痕を探したり、知らなかった植物を教えてもらったり、これがあるからあの蝶がいるんだとか、様々な角度から森を見ている人々と歩けるのはなんとも楽しい時間です。

今夜出会えたのは3頭、メス2頭、オス1頭です。上の写真の女の子はもしかすると発情が期待できるかもしれません、どんどんオスたちが彼女の周辺に集ってくれるといいのですが。

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(そんなメスと付かず離れずのオス、周辺の樹皮に臭い付けをしていました)

今回のテーマは、「どうすればいつまでもムササビたちがこの森に暮らし続けてくれるのか」というもので、つまり「共生」です。
誰かを守りたい、力になりたいと願うなら、必要なのはまず周知だ!と思ったのです。
みなさま、11月18日のツアーはまだ募集中、飯能のムササビたちに会いに来てくださいね。

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カエデの食痕で賑わった森は先週までに落ち着き、近頃はスダジイを食べているようです。


 

2017年10月20日

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最後にエコツアーを行ったのは昨年の12月、それ以来ずっと待っていてくれた方もおられれたそうで嬉しく思います、大変お待たせいたしました。

こちらのツアーは定員となりました、ありがとうございました。
「飯能に棲むいきものたち〜ムササビの棲める森〜」

11月18日(土) 15:00〜18:00 飯能市市民会館 

大人¥1,500 小学生¥500

講師 熊谷さとし

お申込み hannou_risa@yahoo.co.jp


この森ではムササビの棲む巣木が伐られてしまったり、写真を撮りたいために巣穴にいたずらをされたりといろいろな事件があった中で、巣箱を掛け、ムササビたちの数の増減を見守ってきて体験できたことや感じたことをお伝えしたいと思います。
どんなことが起こるとムササビたちがこの森から消えてしまうのか、どうしたらいつまでもムササビたちがこの森で暮らし続けてくれるのか、そんなことを講師でフィールドワークのプロ、熊谷さとし先生にお話していただきます。

今回はどんなムササビ好きさんたちと出会えるのか、楽しみにお待ちしています、どうぞよろしくお願いします。

 

2017年10月12日

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こちらは8月に撮った山王峠のシカの群れです。
9頭から12頭ほどの群れで、毎夜この道路を横断しては向かいの日当たりの良い集落へ出かけていました。この写真を撮った数日後、中央に映る子供が車にはねられ、死にました。

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(足が長いのを除けば、体はまだキツネほどの大きさでした。)

10月に入り、日の入りがいよいよ早くなってきました。森に棲むいきものたちの活動時間も早くなり、道路の帰宅ラッシュと重なる季節です。

昨夜は私の車のすぐ前に子ジカが飛び出してきました、今夜はタヌキまで飛び出しました。私は40キロのスピードだったので急ブレーキを踏む程ではありません、そして幸いに対向車線を走っていたのは法定速度を守る宅急便のトラックでした。

飯能におけるロードキルについて記録を取り始めて3年になりましたが、これからの時期の事故が多くなるようです。これには原因の一つとして子別れの時期が今だということが考えられます。親元から独り立ちしたばかりで道路の恐ろしさを知らない若い個体たちが事故に遭うことが多いように思います。

逆に、1月、2月の事故が少ないのは何故でしょう。この時期は森に挟まれる道路や坂の多い市街地は凍結することもあり、ドライバーはみんなスピードを緩めているのだと思われます。
それが原因なのだとすれば、スピードを緩めるだけで事故は防げるということになりそうです。

お年寄りや体の不自由な人に通路を譲るように、道路を横断したい野生動物たちがすぐ隣りの森に棲んでいるということを、多くの人々に伝えられたらいいのにと思いました。

今すぐに私たちに出来るロードキルの解決策、それはスピードを緩めることです。