2014年11月18日

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今週に入りどうもムササビの頭数が少ないな〜と思っていたのですが、昨夜フクロウが現れたと熊谷さんから連絡をもらいました。フクロウのせいなのかは分かりませんが、今夜は話を聞いたネットワークの人々がフィールドに集まってきました。
ここでフクロウに会うのは初めてなので楽しみにしていたのですが、結局憧れのあの方には会えませんでした・・・。

ムササビはというと、出巣はいつもより遅く見つかるとすぐに隠れるか逃げてしまい、やっと撮れた写真もこんなに遠い・・・、いつもと様子が違うような気がしました。
チェリーくんなんてすぐに捕まってしまいそうなくらいドジな場面をよく目にするので、また再開できるのか気になるのですが、「森のしきたり」とはそんなものなのだと思うことにしています。

私たちは野生動物を語るとき、「弱肉強食」などという言葉をよく使います。けれどもかれらを見ているとどうもそれは違うようです。
フクロウは一生のほとんどをネズミに頼っているそうです。フクロウに限らずネズミに生かされている動物はたくさん存在します。だからこそネズミはたくさん子供を産んで妊娠期間も短いのだと分かります。
ではネズミを狙ういきものがいなくなってしまったらどうでしょう。草や種子は食べ尽くされどんどん砂漠化が起こりネズミ自身が生きていけなくなってしまいます。
だからこそフクロウがいなくなってもキツネがいる、キツネがいなくなってもテンがいる、そんな風に「食物連鎖」という始めと終わりのない鎖で森の住民みんなが繋がりあって暮らしているのです。
 

2014年11月08日

観察会

今日はエコツアー「冬鳥たちのくらし」を開催しました。
講師には天覧入りの生態系を四季を通して観察している河合さんです。

鳥の観察というと、「何種類の鳥が見れた」とか「いかにいい写真が撮れたか」という趣旨の観察会が多いようです。
けれど私たちのツアーの目的は「どんな環境に棲み、どんな暮らしをしているか」を知ってもらうことで「この環境が変わってしまった時、どんなことが起きるのか?」を想像してもらいたいと思っています。
なので森では、動物の足跡やムササビの食痕、里山の文化の話などいろんな話をさせていただきました。

今日の参加者の方々にはとても嬉しい感想をたくさんいただき、その後の反省会でもとても前向きな話が出来ました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました、お疲れ様でした!!

これからも季節ごとのいきものたちのツアーを続けて行こうと企画しています、これからもよろしくお願いします!!






2014年10月29日

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(今年のチェリーくん)

私が初めてチェリーくんに会ったのは2年前の繁殖期です。
チェリーくんはその年生まれの幼い少年で、繁殖期の乱闘騒ぎのステージにはとてもとても場違いな参戦者でした。結局誰にも相手にされずひとり、木の上を飛び回りながら壊れたように啼き続けていたチェリーくんでした。

2度目の出会いは去年の繁殖期。 少しオトナになったチェリーくんはその時期も毎日メスの巣へ通いました。けれどもなんとも屈強なオスがメスの巣木に張り付き、見事最後の日まで他のオスを寄せ付けなかったのでした。

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(去年のチェリーくん)
 

そして今年もやってきたチェリーくんは、なんとも立派なムササビになっていました(トップの写真、メスに追い払われてゼーゼーしているところですが…)、それに元気そう!
今のところメスの巣に一番近いポジションを確保しています!
毎夜、巣から出ると一目散にメスのもとへ滑空していきます。そしてすぐさまメスに追い払われています(笑) 

12月の繁殖期まではまだ時間がありますが、このポジションを守り続けることができるでしょうか。 
でもそれより、今年もチェリーくんと再会できたことが嬉しかったです!

熊谷さんの書いた2年前の繁殖期の記事です。