2015年01月02日

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あけましておめでとうございます!
去年出会った美しい皆々様、今年出会うであろうたくさんの方々、いつも楽しく私と遊んでくださる方々、本年もよろしくお願いします!

私が初詣に毎年行くのは近所の神社、ここは私が初めてムササビと出会った運命の神社です。
ここのムササビたちは葉っぱを穴あきにして食べる文化があり、ここで食痕探しをするのはとても楽しいものでした。
けれども去年の大雪がきっかけとなり、ムササビの巣木や山への中継となる大木がほとんど伐られてしまいました。 写真の小さな社の左の木にもムササビが棲んでいたのですが、巣穴より上の部分をぱっつりと伐られてしまいました。それ以来この境内にムササビが帰って来ることはなくなり、私は夏以降ここへは来ていませんでした。

それが今日、初詣に行ってみればあの懐かしい「穴あき葉っぱ」が落ちているでは!!

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ふたくちバージョンだってある!!!!

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帰ってきたようです、あの穴あきDNAもしっかり受け継がれたまま帰ってきてくれました。
巣穴より上を伐ったのはきっと総代の配慮なのだと、前に総代に話したことがあるからきっとそうなのだと思います。

 

2014年12月26日

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私が見ているだけでこれまで4年連続で繁殖期を迎えていたこのフィールドですが、今年はどうやら別の場所に移ったようです。みんな出払ったように今夜は1頭も会えませんでした。
もしかするとこの森のどこかで今日あたりメスのムササビが1日限りの発情日を迎えているのかもしれません。 それはそれで今年のデータとなるので無駄にはなりません。

何よりも嬉しいのは、ムササビに恋をした人々が連日ここへ集まり、たくさんの方々と出会う機会となったこと。私のツアーに参加された方、別の森でムササビを観察している方、この森で鳥を見ている方、虫を見ている方、動物園で働いている方、インタープリターをされている方、初めて会う人同士がみんな自分の森の経験から出てくる話しをしながらお互い学んでいる、次に会う約束をしたり「また明日!」と言いながら帰っていく。 寒い中ムササビが見れなくてもみんなが笑顔でした。

一年の終わりにこんなにもたくさんの良い出会いがあるとはムササビには本当に感謝するばかり。
不思議な森のいきものムササビ、私はどうすればお返しが出来るだろう。

 

2014年12月19日

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今夜ようやくムササビたちの森が騒がしくなりました。顔を見せてくれたのは5頭、来たのはおそらく6頭、繁殖期がやってきたようです。とはいえ明日からの動向を見ないと何が起こるかわからないのが森の物語です、とりあえず今夜のご報告。

今夜会えたムササビのうち2頭が出産経験のない少女でした、ひとりはいつもの耳の切れた↑の個体、もうひとりは始めて会うムササビです↓。

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オスたちの騒ぎは今日始まったばかりです、メスムサがまだ発情していないのを知ってのことかオスたちはメスのそばを通り過ぎてオス同士で追いかけっこやケンカを繰り広げていました、ここで脱落し死んでいくムササビもいることでしょう。
強い遺伝子を残していくこととはなんて厳しい生き方だろう、こんなかれらに対して「保護してあげる」なんて言葉は本当にそぐわないと心底思うのです。

さて、明日からどんなフォーメーションで観察すればいいのか・・・。忙しくなりそうです!