2014年04月06日

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これまで天覧山に棲むムササビたちには大変お世話になってきました。
観察会では約束通りに顔を見せてくれる、滑空もサービスしてくれる、生態について分からないことがあればそっと教えてくれる。

そんなムササビたちが毎年子育てに使っていた立派な樹洞のある立派なケヤキがありました。
12月の繁殖期を終えて、今年の5月頃にはまたこのケヤキで黒い毛色の子供たちに会えるかと思っていたのですが、先月このケヤキが切り倒されてしまいました。

過去にこの界隈で子育てをしていた樹洞は3カ所、そのうちの1つが伐られたのだから、きっとムササビたちは困っているかもしれません。

そこで許可をいただき、この山の2カ所に巣箱を作って取り付けてみました。
入り口に張ってあるのは、薄い板切れです。ムササビはまず、気になる樹洞があると入り口を噛るので、こんな仕掛けをしてあります。

これがかれらへの罪滅ぼしになるのか、ただの撹乱になるのか、ムササビからの答えを待つより他ありません。気長に観察を続けていきたいと思います。


これは去年、ケヤキで育った子供です。大人より黒っぽく、耳にふさ毛があるのが特徴です。

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