2014年07月01日

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(矢印の方向へシカが道路を渡った足跡、見えづらい〜!!)


今日から7月です。初夏を迎えて、畑の作物はぐんぐん育っています。森の動物たちは子育てに忙しく、里と森の往復で大変です。
昨日は畑のおじさんがスイカを4つもアライグマに食べられてしまったと言いながら柵を作っていました。

私はこの1月から出会ったロードキルを記録していくことを始めたのですが、ここで半年分のデータを載せておきます。

2014年

1月28日 久須美バス停付近 タヌキ

1月29日 唐竹橋バス停前 タヌキ

2月1日 299バイパス マクドナルド付近 タヌキ

5月4日 永田アラ井付近 タヌキ

5月13日 上畑信号付近 テン

6月5日 鹿戸新道 タヌキ2頭

6月18日 永田アラ井付近 テン

6月20日 小瀬戸信号付近 アライグマ

6月28日 永田無人販売前 ハクビシン


これは私が直接現場で見たものだけを書きました。ほかに美杉台、精明地区でも5月と6月に3件の情報をいただいているのですが、日本の動物は混同されやすいので実際に自分で見ないと何の動物かは分かりません。

たった12件のデータですが、見えて来るのは5月から事故が増えているということ。
これは春に生まれた子供たちが巣穴から顔を出すようになり、お父さんとお母さんが忙しくなる時期でもあります。それが関係しているのだとすると、秋の終わりの子別れの時期にはまた事故が増えていくかもしれません。
永田の事故の多さも見えてきます、このタヌキとテンはほぼ同じ場所で、去年の冬にはテンと同じ場所でシカが轢かれました。動物たちはここを通らなければいけない理由があるのかもしれません。
いずれにしても、山を伐って作られた道路には必ず動物たちが横断した痕跡があるものです。下半期のデータはこれより少ないことを祈ります。

写真
(道路へ向かうタヌキの足跡)




 

2014年06月26日

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ご無沙汰してしまいました。

森が喜んでくれることをしようとすると、一部の方々には理解されないことは多いものです。それだけ森と人との距離は遠くなってしまっているようです。
トラブルもありますが、いい出会いもたくさんあるのだから、山の神様に見込まれたと勝手に思うことにします(笑)

という訳で、私が一人で活動を始めて最初の観察会をします。

「 天覧山に棲むいきものたち 〜ムササビ〜」
8月3日(日) 18:00〜20:30
大人 ¥1.500 小人 ¥500 
集合場所 飯能市市民会館201会議室 
 お問い合わせ、お申し込み hannou_risa@yahoo.co.jp

ムササビたちの暮らす環境を見ながら、森のなかで繋がっているたくさんの生き物たちのお話をします。また、このツアーは不定期ですがシリーズで行なっていこうと思っている第1弾としてムササビを取り上げました。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています!!







2014年06月12日

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去年のまだ寒い春のことになります。山王峠で雌シカの礫死体に出会いました。
私が死体を見つけた時にいつもする作業は「森へ還す」ということです。 
このときも、シカの手足を引きずって薮のなかへ運びました。

森の循環を見るとき、「生まれる」と「死ぬ」という現象はどちらも同じくらい必要で大切な過程です。
私たちは誕生を憂い、死を忌みる習慣をもつ生き物ですが、生まれてばかりいては森のバランスは崩れてしまいます。
そうして生き物たちは皆、森の法則のなかで暮らしています。

イノシシは土を掘って土壌生物に新鮮な空気を与えます、ムササビは樹木の剪定をして実のなりを良くします、タヌキたちは美味しく実った実を食べてフンとして種子を遠くへ運びます。シカはフンを撒きながら広い範囲を移動して土を肥やします、そして厳しい冬が来るとたくさんの仔ジカが死んで森の動物たちの貴重な食料となります。

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私が運んだシカは、わずか7日で骨と皮だけになりました。草地の上に置いたはずですが、辺りは動物たちに踏み均されて土がむき出しになり、奥へつづく獣道も出来ていました。ここからは虫や小動物たちの作業が始まり、やがて土に還ります。
こうして土が活性し、森が元気になって命を繋いでいくのです。

山王峠は、毎日たくさんの車がスピードを出して走っています、そして同じように様々な動物たちがこの道路を毎日横断しています。