2017年02月24日

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(テンジクネズミのひな壇。オールおしり。)

智光山公園こども動物園へ。
始めてお会いすることが出来たN園長にお話を聞きながら園内を回りました。N園長、すごいパワーのある方でした。

「どうよ〜!」

と連れて行ってもらったこのひな壇。園長の思いがこちら↓

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かっこよくないですか?このメッセージ!!
人間の身代わりとなってきた動物たち、言葉にすれば少しキツくなってしまいそうな現実をこんな展示で優しく楽しく伝えられる発想がすごいと思います。

久しぶりにお会いした20年勤務しているFさん、N園長がこちらへ移動となってからやっと念願だったというホタル飼育の担当に変わっていました。やりましたね!

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ホタルの展示施設をいちから作り直しているそうで、速さの違う流れをあちらとこちらに作り、湿地を作り、池を作りと、砂利を1トン運び込んだそうなのですが、すっかり生態系が出来上がっていて、もう愛情の入れようがすごい。
きっと前世はビーバーだったのだと思います。

智光山公園こども動物園、今後ますます面白い展示に変わっていきそうな予感がビシビシ伝わりました。
写真はないのですが、リスの展示がとても素晴らしかったです。
いきものを人に伝えようとする人には、愛情と感性、そしてパワーがあるのだと、知りました。
ちゃんとビジョンを持っている人はブレないのですね。
Iさんに会えなくて残念でしたが、スタッフのみなさんありがとうございました!
 

2017年02月22日

NKテン


今夜はS神社の境内でムササビを待っていました。
そこへNK神社にいた熊谷さんからメールが。

「テンがでた!」

急いで車に乗り込み、峠を超えてNKに着いたのは18:15。
ここの階段を一気に登るのは相当ツラいのですが、登りついた先は野生動物たちの静かでにぎやかで美しい森が広がっていて、最後の一段が目に入ると、パッと気持ちが切り替わります。

ゼーゼーしながら熊谷さんを見上げると、「まだ居るよ〜ん」と。
テンは樹洞から2度ほど顔を出し、また中へ引っ込んだそう。
前回、樹洞にいるのは分かっていたのに会えなかったのは、きっと私たちの声が気になったのではないかという反省を踏まえ、今夜は静かに待つことに。

待っている間、頭上ではムササビが3頭、啼き交わしたりアラカシをせっせと食べていたり、社殿の後ろの斜面にはシカが2頭、ゆっくり移動しながら草を食んでいたり。
この神社を守り継いできた地域の人々に本当に感謝です。

今さら共通点に気づいたのですが、S神社とNK神社は毎年、獅子舞が奉納されています。
S神社では踊りの稽古を何度か見させていただいたことがあるのですが、とび職のニッカを履いた若いお兄さんたちが真剣に踊り、若い頃踊ったのであろうおじさんたちが「そうじゃねぇ!」と何度も正している風景にこの地域への憧れを覚えました。
名栗ではムササビのことを「モモンガ」と呼ぶこともこの方たちに教わったものです。
地域の人々が文化を守り継いできたからこそ、野生動物たちがそこに息づいているのではないかとつくづく思うものです。

テンは3度顔を見せてくれましたが、最後は相当迷惑そうな顔だったので「ですよね〜」と切り上げて階段を降りました。 

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 (「も〜帰れよ〜人間〜」と聞こえてきそう)

2017年02月15日

私はもともと植物の名前をほとんど知りません。だから、今私が知っている木の名前はほぼムササビから教わったものです。食痕を拾っては「これは何の木なのだ??」などと調べるのはなかなか楽しいものです。

その中に以前からずーっと何の植物なのか分からなかった食痕がありました。それがこちら。

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(葉より下部分を齧った痕があります)

こちらの食痕、いつもモミの木の下で拾うのですが、どう見てもモミではありません。
よく見ると、どうやら葉より下の方の小さな実を食べているようです。

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(コショウの粒のような実)

この植物の名は「マツグミ」。針葉樹に寄生する植物なのだそう、その実はガムのような食感なのだとか。
津久井でムササビを見ているSさんが教えてくれました。(お誕生日おめでとう!)
またまた1つ、ムササビのことを知ることが出来た嬉しい情報でした、すっきり!!

今日見つけたムササビたちの食痕です。

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(TK神社ではシラカシの冬芽、散らばっているのは蕾の残骸)

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(N寺、こちらはアラカシに似ていてどうも違うよう。これも宿題。葉っぱを食べています)

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(NK神社、アラカシの葉、冬芽、スギの花を食べています)