2017年02月03日

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http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=tama&link_num=23942


熊谷さとしさんが携わる「カワウソ研究会」が東京動物園協会と共に開催するシンポジウムが行われます。

私たち日本人はこの国にずっと暮らしてきた「ニホンカワウソ」といういきものを「絶滅」という最悪の形でかれらの繁栄を途絶えさせてしまいました。
そんな日本を反面教師として、現在カワウソの個体数を増やし続けている韓国から現場で活動されているハン・サンフン、ソンヨン先生お二人をお招きします。
そして日本からは、日頃ムササビでもお世話になっている安藤元一先生、NHK「ダーウィンが来た」のディレクター小林氏、野生生物保全センター長の藤井氏、パネルディスカッションでは「カワウソ研究会」から獣医師の前田先生が登場されます。す、、、、豪華すぎる。。。

このシンポジウム、企画打ち合わせ段階で私にずっしりと伝わってきたのは、ただの「カワウソファン」のためのものではないということ。もう2度と、これ以上野生動物を絶滅させてはいけないのだという、ストレートなメッセージが込められています。
これはきっと、「保全」という活動に取り組みたいと思う方々が参加されたら、「腑に落ちる」内容がたくさん聞けるシンポジウムになるのではないかと、きっとそうなると思います。

私にも何かお手伝いできないかとお願いしたところ、「物販コーナー長」というポストをいただきました。そこで、今日はグッズ作りのお手伝いをしてきました。

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それぞれに象徴的な食べ物が付いています、クマに青いドングリ、カモシカに茶色のドングリ、粋です。
オコジョのごはんはノウサギなのです!
他にも数々をご用意して物販コーナーでお待ちしております。

お申込みは2月末までです、翌日は「アクアマリンふくしま」でのエクスカーションもあります。日本にいた頃のカワウソを思い浮かべられるような展示となっています。
両日、それぞれのお申込みが必要となりますので、こちらをご覧ください。







2017年01月10日

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(努力が実った花婿どの)

ブースカの周りで起こった繁殖活動ですが、7日目の今夜17:12に交尾が確認できました!感無量です!
何よりも嬉しかったのは、ムササビにどっぷりと恋をしてムササビを大事に思う人々とこの夜を共有できたこと。宝です!

ブーと婿
(恋が実る5秒前。Tさん撮影)

ブースカはお婿さんが屋根に居るのを承知で巣箱を出ました。そしてもつれつつ、10メートルほど登ったところで婿さんがブースカの腰を捉えました。10秒ほどでしたが、長い尻尾がペコペコペコペコ。思わず「おめでとうーーー!!」の声が漏れます。
その後ブースカが先に滑空、まだ足りないのか婿さんも滑空でブースカを追って森へ消えていきました。

今夜は熊谷さんとTさんがカメラ3台を構えて臨んでいたので、私は安心して動画に集中していました。C姐は照明さんを務めてくれ、4人の呼吸はバッチリとムササビリズムを刻んでいました。最高です。

熊谷さんとTさんは今頃、ブログに写真を上げているかな?リンク集で辿ってみてくださいね。

とにかく、おめでとう花婿さん、報われましたね!
ブースカ、春になったら私がタヌキにもらったカキのタネを植えときます。私たちがもっと森に理解を示せるようになる日まで、どうか青梅の血を繋いでいてください!!











 

2017年01月08日

今夜は冷たい雨でした。傘とライトとカメラを持っての観察は私の初体験。
けれども恋するムササビたちには雨なんてお構いなしのようです。

16:45、昨夜と同じ巣箱からオスが出巣、まずはフンをしながら身支度。その間もオスの眼はブースカ巣箱をじっと見つめています。
そして今夜もブースカのもとへ。

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(尻尾を頭にのせて傘代わりにしています)

最初は昨日と同じく屋根で足を使ってノックをしていましたが、近くで別のムササビが啼きはじめました。するとこちらのオスはするりと木を登り、別のオスを追い払いに行くのかと思ったら、ちょうどいい高さの所で止まり動かなくなりました。まるで見張り台に立ってブースカの警護をしているようです。

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(審査委員長ブースカ、今夜は早めの顔出し)

17:05、ブースカが顔を出しました。
これまではブースカの出巣は17:20〜18:00と遅めだったので、今夜は随分と早いようです。
ブースカは心を決めたのでしょうか。

ブースカは巣箱を出ると木を登り始めました、その先には見張り台のオス。
ブースカは見張り台を避け、横へ伸びる枝へ行き立ち止まりました。にじにじとオスが近寄ってきます。「来るか?始まるのか??もうちょっと待たないか??」

ぎりぎりまでオスを引き寄せ、ブースカは30メートルほど滑空、オスも追います。
そしてまたそこでもオスをぎりぎりまで待ち、滑空。そんなことを繰り返し、森の奥へ消えてしまいました。
・・・まるで波打ち際で初デートを楽しむ昭和のカップルのよう・・・。

雨が本降りだったこともあり、樹上のショットは1枚も撮れませんでした。
ブースカの交尾は今夜だったのでしょうか。これまで逃げ続けていたブースカとは少し違うようです。
明日も向かいの巣箱にオスが寝ているといいのですが。