2017年01月03日

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あけましておめでとうございます。今年も飯能に棲むいきもの共々どうぞよろしくお願いします。

昨夜はムササビ初め。
青梅の森には「ブースカ」と呼んでいる耳の大きなお母さんムササビが棲んでいるのですが、彼女の娘が独り立ちしたばかりの頃を堺に見かけなくなっていました。

上の写真はその頃のブースカ(下)と娘(上)です。
早く外へ出たがる娘の尻尾を引っ張って「まだ出ちゃダメ!」と叱っているようでした。

野生界とは厳しい環境であり、長い間観察していた個体が突然いなくなってしまうことはよくあること。だからこそ、ひょっこりと元気な姿で再会できることがあると、それはそれはとても嬉しい大事件なのです。

ブースカはいつものお気に入りの巣箱からいつものように森へ出かけていきました。

こんなブースカとの再会が2017年の初ムササビとなったこと、エコツアーで出会えたTさんと熊谷さんと3人で初観察ができたこと、地元の野生動物を見守り続けられるのは地元の人間にしか出来ないことです。
今年は本当にいい年になるかもしれません!
 

2016年12月26日

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(みなさん私の未熟なガイドを真剣に聞いてくれてありがとう!)

エコツアー「いきものたちは繁殖期」無事に終えました。

熊谷さんのガイダンスはいつも分かりやすくて面白くて「なるほど!」が詰まっています。
日本に棲むいきものたちは皆、日本の四季に合わせて子育てをする。だから今がムササビの繁殖期なんだ。だからこそシカやウリ坊は木漏れ日模様なんだ。

人間は子育てに18年もかかるのだから「温かい季節に産まなければ」とはあまり思わないかもしれません。けれども森のいきものたちは栄養の高い食料に困らない春に子育てを始めたいと願うのは、かれらが長い間日本の四季と暮らしてきた歴史の知恵であり、親心なのだと思います。

森での観察では食痕やフンをみんなで探したのが楽しかった!
繁殖行動は見られなかったものの、2頭のムササビを間近で観察でき、1頭は初参加の女の子Nちゃんが見事に見つけてくれました。
そして、やっぱりいつものようにムササビが滑空すると「おおおおおおおおお!!!!!」と大歓声。
ムササビの魅力は本当に尽きない、不思議ないきものです。

これでまたムササビの魅力に取り憑かれた人が増えたようです。
こうして野生動物が意外と身近に暮らしていることを知ってもらうと、野生動物が好きになる人が増えます。好きになったら「もっと知りたい」と思うはず。そして知れば知るほどかれらの生活に何が必要なのかが見えてくるはずです。
人間はムササビの棲む木を伐ってしまったり、食料の実る森を壊してしまったりもするけれど、棲み家を失ったムササビに巣箱を掛けられるのは人間だけです。

こんな人々が増えていければ、いつかきっと森と人間社会とが共存できる時代がやってくるのだと思います。
参加者のみなさん、寒い中どうもありがとうございました!
ムササビに感謝!!

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2016年12月22日

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(去年の繁殖期の様子。樹洞の中にいるメスを出待ちするオス)

今夜は小雨が降るなか、昨夜オスたちが追いかけっこをしていた現場へ行くと・・・
明るい時間から追いかけっこを始めているでは!
この時期のオスたちは、たとえ自分が死んでも自分の遺伝子だけは生き続けることを願い必死に戦います。地面に落下する者、木に激突する者、顔に血がにじんでいる者もいます。
そしてメスは17時を過ぎた頃出巣、オスたちは競い合ってメスを追いましたが、とうとう逃げられてしまいました。

1年ぶりのこの光景、これが見たくて毎日通ったムササビの森。 
あまりのワクワク感で、1枚もシャッターを切っておりません!

明日もこのメスは同じ巣へ帰って来てくれるでしょうか。
明後日はこの繁殖期に合わせて企画したエコツアーです。参加者のみなさんと一緒にこのムササビコンテストを見上げることが出来ますように。


「いきものたちは繁殖期」ご参加のみなさま

みなさまに個メールでお伝えしましたが、開催時刻が変更となりました。
15:00〜18:30のスケジュールとなりました。
質問、メールが届いていないなど ありましたら、ご連絡ください。