2014年06月

2014年06月26日

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ご無沙汰してしまいました。

森が喜んでくれることをしようとすると、一部の方々には理解されないことは多いものです。それだけ森と人との距離は遠くなってしまっているようです。
トラブルもありますが、いい出会いもたくさんあるのだから、山の神様に見込まれたと勝手に思うことにします(笑)

という訳で、私が一人で活動を始めて最初の観察会をします。

「 天覧山に棲むいきものたち 〜ムササビ〜」
8月3日(日) 18:00〜20:30
大人 ¥1.500 小人 ¥500 
集合場所 飯能市市民会館201会議室 
 お問い合わせ、お申し込み hannou_risa@yahoo.co.jp

ムササビたちの暮らす環境を見ながら、森のなかで繋がっているたくさんの生き物たちのお話をします。また、このツアーは不定期ですがシリーズで行なっていこうと思っている第1弾としてムササビを取り上げました。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています!!







2014年06月12日

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去年のまだ寒い春のことになります。山王峠で雌シカの礫死体に出会いました。
私が死体を見つけた時にいつもする作業は「森へ還す」ということです。 
このときも、シカの手足を引きずって薮のなかへ運びました。

森の循環を見るとき、「生まれる」と「死ぬ」という現象はどちらも同じくらい必要で大切な過程です。
私たちは誕生を憂い、死を忌みる習慣をもつ生き物ですが、生まれてばかりいては森のバランスは崩れてしまいます。
そうして生き物たちは皆、森の法則のなかで暮らしています。

イノシシは土を掘って土壌生物に新鮮な空気を与えます、ムササビは樹木の剪定をして実のなりを良くします、タヌキたちは美味しく実った実を食べてフンとして種子を遠くへ運びます。シカはフンを撒きながら広い範囲を移動して土を肥やします、そして厳しい冬が来るとたくさんの仔ジカが死んで森の動物たちの貴重な食料となります。

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私が運んだシカは、わずか7日で骨と皮だけになりました。草地の上に置いたはずですが、辺りは動物たちに踏み均されて土がむき出しになり、奥へつづく獣道も出来ていました。ここからは虫や小動物たちの作業が始まり、やがて土に還ります。
こうして土が活性し、森が元気になって命を繋いでいくのです。

山王峠は、毎日たくさんの車がスピードを出して走っています、そして同じように様々な動物たちがこの道路を毎日横断しています。




 

2014年06月02日

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今年も元気な子ムサが姿を見せてくれる季節になりました。
写真はピンぼけになってしまいましたが、好奇心旺盛な男の子です。
もう20メートル近く滑空できるようで、私たちの目の前に飛び出してきました。
せっかくお母さんが前に出て人間たちの目を引きつけていたのに……。

調子にのってカメラを向けていたら、さすがにお母さんから「グラァ〜!!!」とお叱りを受けました。ごめんなさい!!

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(お母さんムササビは全身に力が入っているのが分かります)

こうしていつも注意を怠らないお母さんの子育てはまだまだ秋の終わりまで続きます。
そんな森の緊張感は今の時期だけに限らず、1年中どこかで起こっています。
私たちがそこに気付かないままかれらの生活の場にズカズカ入って遊ぶことは、やはりかれらに対して失礼なことではないでしょうか。

観察会で「ホタルが出るまでに時間があるから、ムササビを観せよう」という軽い気持ちは、このお母さんムササビに対して知らず知らずも圧力をかけていることに繋がりはしないでしょうか。