2014年08月

2014年08月16日

nousagi1

ゴルフ場で働く人達はいつも動物を見かけると私に報告してくれます。
これがとてもありがたいことで、複数の目が時間と場所を教えてくれるので、だんだんといきものたちのルートや 今時期のお気に入りの場所などが見えて来ることがあります。

ノウサギは一度見かけると、数日間は同じ場所で見られることが多い動物です。
お客さんたちはプレー優先なので野生動物と出会ってもほとんど構いません、ノウサギたちもそれを承知のようです。

写真の奥に鬱蒼としているのはサザンカの林です、冬の時期はこのサザンカ林でノウサギを多く見かけたのですが、いまはクズのツルが地面にびっしり伸びていてこれではウサギの健脚は発揮できません。

写真 3


今は池のほとりのツツジの植え込みがお気に入りの隠れ家のようです。
こうしてノウサギは季節や状況を読み取りながらゴルフ場のあちらこちらを移動して暮らしているようですが、きっと森に棲んでいるノウサギたちも同じで里の草原と森を往復したり、森の中の木が倒れて陽が射す場所を見つけては引っ越すような暮らしを繰り返しているのかな〜?とゴルフ場のノウサギに教わりました。
 

2014年08月05日

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参加者のみなさま、ありがとうございました!!
短い時間でお話ができなかった方もいましたが、その後頂いたメールなどでは私の伝えたかったメッセージはしっかり届いているようで、まだまだ至らない点もありながら嬉しく思います。

何よりムササビたちに最大のお礼を言わなければなりません、下見では留守だったりと何度もハラハラしましたが、当日にはちゃんとシッポを巣穴から出してお出迎え(に見えるだけ)、いつもの滑空を見せてくれました。
どうやら親子だったようで1頭が出巣後、もう1頭が顔を出しましたがなかなか体を出さないので、これ以上の人間のインパクトを与えるのはやめようと判断、森の中からは他のムササビたちが着木する音や啼き声が聞かれ、いよいよかれらの活動時間が始まったようなので下山しながらの観察、いつも観察させていただいている能仁寺の境内で親子を待ち、いつものポイントに出て来てはくれたのですが私がライトを当て過ぎてしまい(反省です)動かなくなってしまったところで時間切れとなってしまいました。

ムササビが棲む樹洞は気の遠くなるような長い年月をかけて出来上がります、そして森に2つや3つ樹洞があるとしてもムササビの好む条件が揃っている樹洞とは限りません。何よりムササビの餌となる樹種がたくさんある森と繋がっていなければかれらは暮らすことも子孫を残すことも出来ないのです。

みなさま、ありがとうございました。子供たちもちゃんと話を聞き、静かに観察してくれました、ありがとう! 

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(山頂に棲んでいるムササビ。他のムササビと比べると耳が長いのが特徴の個体です。)