2015年05月

2015年05月21日

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先日コゲラが巣を作っているところに出会いました。
彼は4日をかけてようやく体が全部入るほどの穴を開けました、その後も姿は見えないけれど穴の中で毎日「コンコン、コンコン」と続け、ときどきこんな風におが屑を外に吐き出します。
そして9日目のある日、ムシをくわえた彼が近くの枝で囀ると、巣穴の中から別のコゲラが顔を出しプレゼントのムシを受け取りました。
けれどもこの幹、見てのとおりキノコがはえていてもう朽ちています。
12日目の今朝、この幹は折れて落ちました。

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ちょうど彼が開けた入り口からポッキリ折れてしまいました。
きっと次はもっと頑丈な木に巣を作ると思います、これだけ苦労してあと一歩の所だったのだから、同じ失敗はきっとしたくはないはず。

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こちらは社員食堂の窓に作り始めたツバメの巣。けれども誰かがこの巣を何度も壊してしまいます。
犯人がヒトなのか、ほかのいきものなのかはまだわかりませんが。

それでもツバメは壊された同じ場所に丁寧に泥を貼り付け、その上にワラを貼って補強しています。
下に落とされた残骸を見るとその素材がよくわかります。

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 そんな壁、どこかで見たことありませんか?
日本の古い建築物や土蔵の壁を見ると、土壁のなかに藁が塗り込まれているのを思い出します。
いきものたちの知恵は私たち人間を含め、みんな平等のようです。

さてこのツバメたち、これからどんな作戦で巣を作っていくのか楽しみです。 

2015年05月17日

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(藪のなかに誰かいます)

コース内のお茶屋でお客さんがビールを飲んでいる間の3分間ほどの休憩時間、藪のなかからモゾモゾと音がします。もしも鳥ならもっと軽いカサコソッという音です。
じーっと見れば、茶色いお尻がモゾモゾ。

「よし、顔見せて!」

携帯をカメラモードにして顔を隠しながらニジニジと近づいていきます。2メートルほどまで来たところで相手が二度ジャンプで後ろへ退きました。 

「ごめん、近すぎましたね」

相手は脚力と聴力には相当な自信をもっているであろうツワモノ。
それなのにきっとキツネなんてものすごくスマートな駆け引きでこのいきものを仕留めてしまうのだろうと思うと、・・・なんとも痛快な3分間でした。
 

2015年05月12日

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Mさんの庭はミツバチたちのおかげであちらこちらの木に実が鈴なりに実っています。
いろいろな柑橘類、梅、サクランボ、上の写真はプルーン。
けれどビワだけは裏の巣箱に棲んでいるムササビが花芽を食べてしまうのであまり実らないのだそう(笑)

裏の巣箱からはムササビが顔を見せてくれました、中に巣立ち前の子供がいるそうで何よりのムササビ便りです。先日、1頭がカラスに襲われて死んでしまったばかりだったので嬉しい!

と、Mさんがシジュウカラの巣箱に手を突っ込み、こんなのが! 

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立派にシジュウカラの模様です。
普通なら親鳥が怒ってけたたましく鳴きわめくものですが、近くの枝でおみやげの虫をくわえたまま静かに待っていてくれました。(ま〜たうちの子いじって〜・・・という顔をしてはいた)

菜の花畑はすっかり緑に変わり、種を実らせています。無農薬の畑は虫がたくさんいます。
落ち穂を食べに来る鳥、虫を獲りに来る鳥、それを狙うタカが飛び、日が沈むとコウモリが舞います。
屋敷林ではムササビが鳴き、耕したばかりの畑にタヌキが足跡を残す、足跡は転々と水をいれたばかりの田んぼへ続き、そこはカエルの歌合戦、ホタルの光のコンテストが開催されています。

こんな場所が飯能にあることがとても嬉しいです、この場所がなくなるということはそこに関わるいきものの全てがいなくなるということだからです。