2015年06月

2015年06月28日

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(大河原ではねられたのは美しいメスのキツネでした)

青梅環境フェスタでの講演2本立てに行ってきました。
昨日は熊谷さとしさんの「青梅の森に棲むいきものたち」でした。
エコロードという言葉、実は和製英語なのだそうで福島鳥獣保護センターの獣医さんの溝口先生が初めに使ったのだそう。今では世界共通で使われているそうですが、これって日本人が誇りに思うすばらしい技術では!

道路は今までは人間だけが使うものとして作られてきましたが、野生動物も同じ地域の住民であり、ロードキルが多いということは野生動物たちも道路を生活に取り入れて暮らしているということです。
ならば、道路を渡らなくて済む狐狸道(コリドー)を設置するとか、安全箇所まで誘導するフェンス作りとか、考えればいろいろ思いつくことはあります。
年度末になると予算の帳尻合わせにあちらこちらで道路工事が始まりますが、その分でもエコロードの設置に分けてもらうことはできないものでしょうか。

以前、ツアー中に飯能市長がやってきて「飯能を日本一の都市にします!」と挨拶されていましたが、これこそ世界に誇れる都市になりますよ、がんばれ〜市長〜!!

そして今日は野鳥の会奥多摩支部のかたによるサシバの公演。
東京ではもうほぼ営巣はしていないのだそうです、ならば埼玉もきっとそうなのだろうと悲しい憶測をしてしまいます。昔はいたのになぜ今はいないのか。
これは日本の環境問題に加えて、かれらの故郷である東南アジアでも森の伐採など、環境に変化が起きているのだそうです。

3000キロもの長い旅をして日本へやってくるサシバ、身近なツバメもハクチョウもみんな国境を自由に超え海を渡ります。
私たち人間は、隣の町のこと、隣の国のこと、一つ境界を挟むとまるで他人事のように考えてしまいます。けれども綺麗な水も汚された空気もみんなに平等に降り注ぐものです。
地球の資源を人間だけが使うのではなく、いきものたちとシェアしながら一緒に使っていこうとすることは出来ないことではないぞ?と思いました、もちろん道路も!

やはり地元の方に聞く地元のいきものの話はいいものでした、先生方お疲れさまでした。
そして講演を聴きに来られた方々にも嬉しい顔ぶれがたくさんで楽しかったです! 

2015年06月27日

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こちらのツアーは定員となりました、ありがとうございました。
お待たせしました!12月以来のムササビツアーです。

2015年 8月8日(土) 18:00〜20:30

飯能市市民会館にて 大人¥1500 小人¥500

定員15名

メールにてお申し込みください。 

どうしてムササビはリスと別れて滑空動物という道を選んだのでしょうか、その技術に磨きをかけた結果、私たち人間が作り出した航空力学と驚くほどの共通点が見つかります。ムササビが進化の過程で培ってきた知恵に迫ります。
 航空力学となると「3時間は軽く話せる」という熊谷さとし先生をお呼びして、今回はツアー内の時間に凝縮して濃いお話をしていただきます。

お楽しみに!
 

2015年06月20日

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お隣の青梅市で環境フェスタが開催されます。
30年間、青梅の森を観察している同ネットワークの熊谷さとしさんのミニ講演会も行われます。
こちらの内容は今私が一番興味のある分野、野生動物たちの交通事故をなくすための取り組み「エコロード」のお話だそうです、楽しみ〜!
私もアシスタントでお手伝いさせていただきます、PCパチパチするだけですが。。。

6月27日(土)14:00〜

会場 青梅市中央図書館多目的室(河辺駅北口から徒歩1分。河辺タウンビルB棟2階)

会場自体は10:00〜17:00までパネル展示や上映会を行っています。

お問い合わせ 青梅市環境部環境政策課管理係 0428−22−1111(内戦2332)


青梅と飯能はお隣で似ているようですが、環境は少しづつずれているところもあって青梅の人々の暮らしなども合わせて比較して観察してみるとおもしろい発見があったりします。

次の日の28日には同じ時間で野鳥の会の方の「海を渡るサシバ〜みんな知ってる?〜」も行われるそうです、こちらも聞いてみたいから行こうかな〜。





 

2015年06月09日

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昨夜はモモンガに会いにでかけました。
ここで観察をしているYさんとKさんにお話を聞かせていただきましたが、知れば知るほどムササビとモモンガは全然違うことがだんだんわかってきます。

日本中でおそらくムササビとモモンガは混同されているいきものと思いますが、この場所ではありがたいことに両者に会える幸せなポイントです。
モモンガが飛び移った木の隣で次の瞬間ムササビが飛び出したりなど、間近で比較しながら観察ができました。
一番感心したのは、木の登り方。
ムササビは両手で樹面を掴み両足でふんばって「よっこいよっこい」と登っていくのですが、モモンガは「てけてけてけてけ」とまるで足が6本あるのではないかと思うほど器用に登ってしまいます。
これはムササビのほうが体重が重いことに秘密があるようです。

ムササビはその比重からどうしても滑空にスピードが出やすいため、着地の衝撃に耐えられる頑丈な手足首が必要だったそうです。そのため犠牲にしなければいけなかったのは、柔軟な動き。
例えば、私たちの手首、足首にギプスを巻いたらどうでしょう。歩きはギクリシャクリ、ご飯を食べるときはまるで操り人形のようになってしまいます。
ムササビはそんな生活を受け入れてまでも、滑空という技術に磨きをかける人生を送っているようです。

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と、結局ムササビの話になってしまいましたが、モモンガとムササビは似ているようで全く違う才能を磨いて生きているいきものでした。

8月8日(土)にムササビのツアーを企画していますが、お知らせはもう少し先になります。

※私事ですが、個人用メールが事故っておりますので、もし私から返信のない方はyahooメールのほうにご連絡お願いします。