2015年07月

2015年07月30日

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(ここはどこまでも信号のない1本道、ナビ画面でテレビなんか見ていたらシカには気が 付かないかもしれません)


右の欄にロードキルについての情報欄を新設しました。
今のところのデータは私一人の目撃結果なのですが、同じ場所での事故が重なっていることが分かります。そして、いずれの事故現場も去年のデータとぴったり重複しています。

野生動物は旅をしながら遺伝子を拡散していくものであり、たったひとつの山だけにとどまっているわけにはいきません。
なので飯能市内の私が通らない区域にも必ずいきものたちが道路を渡りやすいポイントがたくさんあるはずです。一度事故を見かけた場所は大抵また起こります。そんな場所を絞っていければ何か対策ができるのではないかと思います。
どうぞよろしくお願いします。

ただ、明らかに白いネコなのに「タヌキが轢かれてる」と知らせてくださる方もいます。「小瀬戸の河原にイグアナが・・・」というのもありました(笑)
野生動物の情報をお待ちしています!





2015年07月29日

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ゴルフ場のノウサギです。
ノウサギを見るたびに「いつ見てもおっきいね、後ろ足」と思います。
後ろ足が大きいということはジャンプ能力が高いということになります、カンガルーもそうですね。
3枚目の写真なんて、まさに「位置について、よ〜い」の姿勢に見えます。
こうしてノウサギはいつでも逃げる準備を万全にしています。

ジャンプ能力が高いといえば、シカも負けていません。
かれらは人間の背丈ほどでも飛び越えることが出来ます。
「でもシカは足が小さいよ?」と思った方もいるのでは。
確かに、シカの足跡を見ると蹄のサイズはせいぜい10センチくらいです。
けれども足のサイズは指先からかかとまでを測るもの。
さて、シカのかかとはどこでしょう。

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これなら納得です。
この立派な後ろ足でシカたちは日々、猟犬や野犬と勝負しているのです。

 

2015年07月16日

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ボブテイル(尻尾の短い)と名付けられたモモンガがいます。
この個体を見ていると、他の個体よりやや動きが鈍いように感じることがあります。
他のモモンガは巣から出ると一気に木の上の見えないところまで駆け上がっていくのですが、ボブテイルは少し登っては止まる、また少し登って、を繰り返すので毎度こんな写真を撮らせてくれます。
この動きの遅さは尻尾のせいなのでしょうか。

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こちらは別個体なのですが、なにやら尻尾を引っ掛けて役立たせているようにも見えます。枝の上でもこんなバランスの取り方をしているのでしょうか。

モモンガのことは分からないことだらけで、モモンガの尻尾は着地する時に後ろに反り上げて速度を緩めるのだということしか知りません。
けれどもボブテイルという個性的なモモンガと出会えたことで、またまたモモンガに会いに出かける楽しさが倍増しました。

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こちらは先日保護された生後4ヶ月のムササビですが、やけに尻尾の長いムササビでした。
ムササビは枝を伝い歩くとき、尻尾をブンブン振り回してバランスをとっているのですが、もしかしたらこの個体、ほかより伝い歩きの優れたムササビなのでしょうか。
だとすれば、あの恐ろしい強敵であるテンからも逃げ延びることができるのかもしれません。


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(参考:こちらは馴染みのムササビ)
 
ともあれ人間界も似たようなもので、足の長いアフリカ系のランナーがいつも金メダルをとっていたり、足の短い人ほど相撲には有利だとか、手の小さなピアニストは指の股を切って整形したりと、多方面に発展していけるものだからこそ、個性というものが楽しいのだと思います。

2015年07月07日

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朝からムササビの森へ出かけました。
いつものムサ巣を見上げれば、ミツバチが忙しく出入りしていました。
「あはは、追い出されちゃったのね〜」
夜だけ来ていては気がつかなかったところでした。

いつも境内を綺麗にしている庭師のおじさんに声をかけると
「ミツバチ入っちゃったろ〜、でもなぁ、巣箱に引っ越したみたいだぁ、入り口の蓋が外れてた!」

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本当だ、2月にかけて以来ムササビたちにかまってもらえなかった3号巣箱の仕掛けがかじられていました。見た感じは「なんだか気になり始めてきました」といった囓り具合。お役に立てたでしょうか。

なにより嬉しいのは、ここで働く庭師の方々がムササビを気にかけてくれるようになったことです。
ここではこれまでに2本のムササビの営巣木が伐られています。伐れと言われれば伐るしかないかもしれないけれど、これからはそんな時は私に教えてくれるかもしれません。

そういえばMさんにS神社にもミツバチが入ったと聞いていたので、見に行きました。

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こちらの樹洞は4年か5年ほど前だったか、アオゲラが営巣していたものでした。
日本のいきものたちは、どれだけ樹洞と関わって暮らしているのでしょうか。
日本産哺乳類だけでも、3分の1のいきものたちが樹洞からなんらかのメリットを受けているのだそうです。その中にはヤマネやヒナコウモリといった希少種といわれるいきものも多く含まれています。これが鳥類や昆虫類まで合わせると、その競争率はどれほどの高さか・・・。
樹洞といっても、それぞれの体に合うサイズや敵に襲われにくいなどの条件も揃っていなければいけません。

もしみなさんが樹洞を見つけたなら、その樹はきっと数100年を生きてきた樹かもしれません。そして数々のいきものたちをこの世に生み出した森のお母さんかもしれません。。。。と思って見守ってみてください、いつかその中に潜んでいるいきものに出会えるかもしれません。

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