2015年02月13日

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私の通勤路には大きな菜の花畑があります。毎度この信号でつかまるものだからなんとなく畑を眺めることが多いのですが、「ジーパンの似合うおじさんだなぁ・・・」そんなおじさんがよく畑仕事をしていました。
そしてムササビが縁を結んでくれ、ジーパンのおじさんと奥さんとの嬉しい出会いとなったのは去年のムササビ繁殖期でした。
最初はおじさんの掛けた巣箱に住んでいるムササビを見に伺ったのですが、養蜂をしているおじさんのミツバチの話はなにからなにまで面白く、セイヨウとニホンバチの違いや群れの意識、働きバチたちの8割は働かないバチなのだとか想像もしなかったことばかりをハチたちの目線で楽しそうに話してくれます。

こんなご夫婦の大切にしているミツバチが全滅した年があったそうです。原因は農薬。
ネオニコチノイド系農薬という薬はミツバチの脳を侵し、巣へ帰れなくさせて死なせてしまうのだそうです。
農薬を使わないおじさんの菜の花畑だけで蜜を集めろとは言えません。

私たちの生活スタイルは形の悪い野菜やムシのついた野菜をダメなものだと判断しています。それだけではなく、冬にもトマトやキュウリを安い値段で欲しがります。
これでは農家に無理を押し付けていることにはならないでしょうか。安く大量に野菜を作るには農薬を使う方がいいに決まっています。

こうして虫がいなくなれば鳥もいなくなります、汚れた土や水は小川に流れ水棲生物を侵しそれを食べに来るいきものまでも脅かします。
小川、里山、屋敷林、雑木林、これらはみんな農業と関わり合って現在まで保持されているのだと思うのです。
私たちはもっと農業を大切にしなければいけないのだとミツバチたちが教えてくれました。

春が来たら黄色に染まったおじさんの菜の花畑でミツバチたちが忙しくにぎやかに飛び回る姿を早く見たいものです。もっともっと飯能に花がたくさん咲けばいいのに!!

(写真はニホンミツバチの巣箱の入り口。粉のようなものが散らばっているのは巣屑といってミツバチたちが巣の外へ運び出したものだそうですが、本当は敵に巣を特定されないように遠くへ運ばなければいけないのだとか。だからこの巣屑はナマケ者の仕業。)







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