2015年04月09日

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ゴルフ場の敷地内にある大きな桜の下には「山の神様」が祀られているのですが、その脇にちょこんといる石仏が気になります。

この方は将軍様なのだそうですが、イノシシにまたがっています。
どんな関係だったのかは今となっては誰にもわかりません。ただ、古来の飯能人は牛でも馬でもなく(もちろん生活には使っていただろうけれど)、ちゃんと山との信頼関係があったのだろうな〜と勝手に想像します。
今ではイノシシと聞けば誰もが顔をしかめる厄介者・・・。

森でのイノシシの役割といえば、大きな石でも動かせる力持ちのあの鼻先で森じゅうの土をひっくり返し、土の中に棲んでいる微生物たちに新鮮な空気をあげること。イノシシのおかげで土壌生物たちは活性し、土が元気になり、植物はぐんぐん育ち、生命力の強い森が出来上がります。
イノシシが悪者なのか、それとも働き者なのかを決められるのはきっと森の神様だけなのだと思います。


<追記>
その後、調べてみるとこれは「摩利支天」というものだとか。イノシシにまたがっている姿で知っている人にはすぐ分かるそうですが・・・、いくつになっても勉強だ!
元々はインドの神様だったものが朝鮮半島を経由して日本にやってきた信仰なのだそうです。
なるほどこの飯能とお隣の日高は古来朝鮮渡来人が切り開いた「武蔵国高麗郡」の歴史のある場所です。
おかげでまた一つアタマが良くなったみたい?



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