2015年09月28日

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日本の一般的に定められている猟期は11月15日から2月15日までの3ヶ月間と言われているのですが、ここ飯能市では9月13日からもうすでに始まっています。
やはり去年と違い、山から聴こえてくるこの時期特有のシカたちの声も少ないように思います。

有害鳥獣駆除とは「増えて人間に害を及ぼすであろうから死刑にするのが正当防衛」という考え方が一般的なようですが、せめて飯能に私だけでも裁判に出れない野生動物たちの弁護をする人間がいてもいいでしょうか。

私たち人間も、戦後のベビーブーム、第2次ベビーブーム、そして現在の少子化と数の増減を経験しています。じつは、この繰り返される増減は地球に棲むいきもの全てに組み込まれたシステムのようです。
増えれば減る、減っては増える、そんなことを繰り返しているうちに遺伝子には多様なバラエティーが生まれ、その種が鍛錬されていくもののように思うのです。

人間の場合、今回は増えてから減るまでに60年のスパンがあったわけですが、いきものによってそのスパンは様々なので、50年かかるのか300年なのかは誰にもわかりません。
それがわかるのは自然だけであり、生かすも殺すも自然が決めることです。

それなら、自然に侵されないよう戦うよりも、自然の在り方を受け入れて共存していけるルール作りを私たちの社会が構築できるようにしなければいけません。

「個体数の調整をする」だなんて目先のことしか見えない現代社会の大きな勘違いなのかもしれません。



 

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