2017年07月27日

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ここは奥多摩にある渓谷、橋の上から撮影したものです。
川を挟んで右側はムササビたちが棲む神社、左側はかれらが毎晩出かける食料の実る森です。この幅は役220メートル。明け方、ムササビたちはここを大滑空して一気に神社へ帰ってくるのです。
・・・とは言っても私はこれまで7回ほどこの場所へ観察に行っているのですが、大滑空を見れたのは一度だけ、けれどもその滑空は他のどの場所でも見れないほどの素晴らしいものでした。

滑空中のムササビの尻尾はピロピロと小刻みに揺れてまいす。それはちょうど凧の下についている足のようです。
ムササビの本によっては「尻尾は舵の役割をする」と書いてあるものがありますが、かれらを観ていると追いかけっこをしている時も滑空している時もぶら下がっている時もすべて、舵というよりはバランスをとるために尻尾を使っているように思えます。
そしてムササビの両腕に発達した針状軟骨には舵取り以外の役目はなさそうに見えるのです。
この場所は200メートル以上も長い滑空を見せてくれるので、そんなことを考えながらじっくりと観察出来るポイントなのです。

高い所が苦手な私は橋の中央でひたすら下を見ないようにコチコチになりながらムササビを待っていたのですが、時折通る車はスピードを緩めて私を怪訝そうにして通り過ぎていきます。
夜中、高い橋の真ん中、一人の女、イコール、、、自殺?と思われてはいないだろうか??
というわけで、車や人が通るたびにわざとらしくストレッチなどしつつ、死ぬ気がないことを懸命にアピール。そしてとうとう今回も大滑空はお預けでした。

神社へ寄ると、もうとっくに巣穴に帰ってきていました。

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奥多摩のみなさん、私はこんなことではへこたれませんよー。
いつかまた、あの素晴らしい滑空を見せてください!


 

この記事へのコメント

1. Posted by くまがい   2017年07月27日 09:46
死なれちゃ困ります!byムササビ
2. Posted by りさ   2017年07月27日 10:24
ムササビ様

本当は熊谷さんも誘って行きたかったのですが、何度電話しても起きなかったのです。前日泥酔していたそうなんです!!

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