リス

2017年09月15日

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(バンカーではテンが2頭で追いかけっこをしていたようです、テンは陽気な足跡が多いです)

久しぶりにリスの目撃情報をもらったので、コース内をぐるりと。
私が働くゴルフ場はたしか東京ドームが2つ半すっぽり入るほどの面積。アカマツがたくさん自生していて、春が来るとマツゼミがにぎやかになります。そのうちの3割ほどがスギとヒノキというリスなら喜んで棲んでくれそうな環境なのですが、広さの割には意外に目撃情報が少ないのがリスでした。

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おーやってるやってる!!マツボックリの食痕が落ちていました。それもすごい量です。
コース内でリスの情報を拾う時は、いつもドサっとたくさんの量で見つかることが多いものですが、それも決まったポイントではなくいつも流動的です。去年のポイントでは全く食痕がなかったり、また全く別の場所に足跡がたくさんあったり。

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(この3月の西8番バンカー)

ただ、リスが現れる場所はいつもマツばかりが生えるところではなく、近くにスギ、ヒノキがまとまって群生しているような場所が多いものです。おそらく、そんなポイントを探していればいつかリスも巣を教えてくれるかもしれません。

日本に今残っている森や山も同じこと、スギ、ヒノキの植林ばかりではそこに棲むいきものたちにとっては不健康に思えます。カキやサクラ、ドングリの実る木、たくさんの樹種があってこそ健全な生態系が成り立つのだと思います。

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(まだ青いヤマグリ、今週末やって来る台風で落ちてしまわないといいのですが)

 

2015年12月14日

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今朝は雨があがり、気温は穏やかでした。これはきっと誰かに会えそうです。
ムササビの森の先日リスと出会ったポイントへ行ってみることにしました。

森へ入ると早速、カシの木からバラバラと葉についた雫が落ちてきます。
リスが枝から枝へ飛び移るたびにバラバラ・・・バラバラバラバラ・・・。

「あの・・・バレてますよーおもいっきり」

リスは私に見つかってもあまり気にしていないようです、さすがムササビと肩を並べ樹冠を制する森のスター。
けれどもヒヨドリの声が近づいてくると「ピタっ」と動かなくなります。
ヒヨドリもリスにちょっかい出すのでしょうか、今度Kさんに聞いてみよう。

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すっかり葉を落とした木までやって来ると、曇り空にシルエットがはっきり観察できます。
手足の動きはまるでムササビとは大違いで機敏に小回りを繰り返します。
リスの特徴的なリズムで「タタン、タタタン」と忙しそう。

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コナラ林までやってくるとまたヒヨドリの声が近づいてきました。
するとまた「ピタっ」と、今度は樹面に張り付き木に化けています。
こうして見ると、ムササビが着木した時のポーズとそっくりです。
確かに、死んだリスを仰向けにすると滑空中のムササビそっくりの格好をします。きっと両者の骨格はほとんど変わらないのかもしれません。

夜に生きる道を選んだムササビ、昼に生きる道を貫いたリス、出発点は一緒だけれどかれら自身の努力と知恵と工夫によって現在のそれぞれの生活を獲得したのですね。
さすがです!!!!