タヌキ

2017年07月28日

飯能に棲むムシたちを観察している絵本作家の知紗姐からこんなメールをもらいました。

「黒い顔のタヌキを見たのだけど、これって子狸で合ってる?」

今の時期に黒いタヌキと聞いたなら、子ダヌキを見たことがある人はきっと「子ダヌキだろう」と答えるのではないでしょうか。私もそうでした。
けれども森とは時折、不思議な遺伝子を生み出すものなのですね。
後日、知紗姐のブログを見て驚きました。

tanukimodoki

顔以外はタヌキで間違いないのですが、炭にでも顔を突っ込んだのでしょうか??それにしても目下の白いアイラインが不思議なこと。そして子供でもないようです。

森はいろいろな顔を見せてくれるもの、白い遺伝子を持つタヌキもいるそうだし、青梅には尻尾が真っ黒いアライグマがいてタヌキにそっくりだという人もいます(擬態しているの?)。

自然に対して畏敬の念を抱いていた頃の日本人ならば、こんなかれらを見て「神」だ「妖怪」だと畏れていたのかもしれません。確かにこのタヌキの顔、美しく神々しささえ感じられます。

こんな風に変わってしまった現代の日本だけれど、どうか人間の罠やロードキルなどに会わずに生きていって欲しいと思います。
そして、いつか私もあなたと出会えたらとても嬉しいです。


※撮影場所のお問い合わせにはお答えできません。








2017年04月06日

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ゴルフ場での仕事を終えてクラブハウスへ戻ると、同僚が私を待っていました。

「4番ホールのOBにタヌキみたいなのが死んでたよ!」

4番のOBといえば電柵沿いなのですが、以前カメラをここへ仕掛けたとき、タヌキやキツネやネズミが多く写ったけもの道なのでした。
私はその時点では、電柵に鼻などが触ってびっくりして気絶していただけなのではないかと考えました。

現場に着くと、確かにタヌキが寂しく横たわっていました。おそらく死んでから3〜4日は経っている様子です。 
死因はなんだろうと考えました。毛並みは綺麗、痩せているわけでもなく、歯は摩耗している様子もない若々しい健康そうなタヌキです。

実は上の写真、私が気の毒に思い、スミレの咲く場所まで運んで撮ったものです。
私が現場に着いてすぐに撮ったのはこちらの写真なのです。

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傍らにゴルフボールがありました。
200メートル以上飛ぶボールが上空から落ちてくれば、バットで殴られるほどの威力は軽くあるだろうと思います。
「まさかなぁ。。。」とも思いましたが、結局、そんなことが起こってしまったのかもしれません。

タヌキは夜に動くいきものだと思われがちですが、人々の目に触れないところで昼間でも行動していたりします。 

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こちらはゴルフ場で子育てをしていたタヌキです。ザリガニをくわえて帰ってきたのですが、この場所から池までは100メートルあります。 午後2時に仕掛けカメラに写っていました。