今日の食痕

2017年11月28日

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(巣箱に棲む女の子、スバ子)

巣箱の女の子は毎晩のようにオスたちに追いかけられています。
それでも負けじとオスを振り切り、平穏な場所を見つけてはゆっくりカシの葉を食べたりしています。
「あの子、心休まる時間はあるのかしら〜」と心配する私は彼女からすれば場違いな心配をしているのかもしれません。 
上の写真は11月7日に撮ったもの。

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こちらは現在の彼女。何が違うか分かるでしょうか。

毎晩追いかけられているうちに、オスに囓られたりもしているのでしょうか、耳先の毛が無くなりかさぶたのようになっています。
こんな彼女ですが、怯えている様子はありません。きっと今夜も堂々と巣箱からお出かけしていくのでしょう。

オスのみなさん、彼女の準備が出来るまでもう少しですね!

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ムササビたち、紅葉が始まってもまだカエデを食べ続けています。
 

2017年10月30日

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(巣箱の主は美人な女の子!)

今夜はスタッフ揃ってエコツアーの下見をしてきました。
食痕を探したり、知らなかった植物を教えてもらったり、これがあるからあの蝶がいるんだとか、様々な角度から森を見ている人々と歩けるのはなんとも楽しい時間です。

今夜出会えたのは3頭、メス2頭、オス1頭です。上の写真の女の子はもしかすると発情が期待できるかもしれません、どんどんオスたちが彼女の周辺に集ってくれるといいのですが。

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(そんなメスと付かず離れずのオス、周辺の樹皮に臭い付けをしていました)

今回のテーマは、「どうすればいつまでもムササビたちがこの森に暮らし続けてくれるのか」というもので、つまり「共生」です。
誰かを守りたい、力になりたいと願うなら、必要なのはまず周知だ!と思ったのです。
みなさま、11月18日のツアーはまだ募集中、飯能のムササビたちに会いに来てくださいね。

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カエデの食痕で賑わった森は先週までに落ち着き、近頃はスダジイを食べているようです。


 

2017年08月03日

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この頃のムササビたち、あちらこちらでカエデに夢中のようです。
どこを食べているのかというと、種子の付いたプロペラの部分。これを一粒一粒丁寧に食べているようです。
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まるで私たちがカニを食べるときに似ています。



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こちらはまだまだ始まったばかり、あと何日かするともっとたくさんのプロペラが散らばってきれいな緑色の絨毯のような景色になります、楽しみです。

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こちらはコナラのまだ青いドングリです。
「熟してないドングリなんて食べるの?」と思われる方もいるでしょうか。
このドングリ、実際に齧ってみるととても柔らかく、エグ味もあまりありません。この時期、離乳して歯の生え揃った子供たちが食べるのにちょうどいいのかもしれません。

今夜は山頂で2頭、境内で親子を観察。

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寝癖がつていますよ。

 

2017年05月08日

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本日のムササビのご馳走はこちらのカエデ。
花を食べているのでしょうか、それとも吹いたばかりの若い種子なのでしょうか。

四季を通じてたくさんの木々がいろいろな表情をみせてくれるN寺はカエデの種類も様々です。
ムササビたちはカエデの種類までも選り分けて食べているのかは分かりません、是非知りたいところなのですが。
周辺の別種のカエデの下も探索してみましたが、どうやらこの1本のカエデばかりを食べているようです。

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この木の下にはつい昨夜食べたものから、4〜5日経っていそうなシナシナの食痕までたくさん落ちていました。
ということは、そろそろ飽きてきた頃かもしれません。

次なる食痕が楽しみです。

 

2017年05月01日

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いつもいつも、ムササビの食痕を拾っては写真を撮って「へぇ、今時期はこれですか〜」
などと楽しんでいただけだったのですが、「これではもったいないのでは?」とふと気づきました。

きっと他の地域でも私と同じく、食痕を拾っては「フムフム。。。」としている人々も少なからずいると思います。そんな方が
「飯能ではそれですか〜」 
「こちらではこれですよ〜」

などと情報交換のできる日のために、そして自分のためのフィールドノートとして、「今日の食痕」というカテゴリーを追加しました。

というわけで、第一弾の今日はN寺の「モミの花」。3月から4月半ばまでたくさん拾ったマツグミはもう落ちていませんでした。