ノウサギ

2017年08月21日

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雨上がりの山王峠でノウサギが轢かれました。

道路は私たちにとって無くてはならない日常となった現代、道路脇の森に棲むいきものたちにとっても道路が日常となっています。

この道路の右の森、ここは暗くて湿ったスギヒノキの森です。そして道路の左には、人間の手が入った日当たりの良い草場が広がります。
ノウサギは美味しい草を食べに出かけようとしたのかもしれません、それともキツネにでも追いかけられて思わず飛び出してしまったのかも。

「野生動物横断注意」の標識はあるけれど、いつもそこにあることに見慣れてしまって忘れられてしまっているようです。あるいは犬や猫なら可哀想だけど、野生動物なら轢かれてもしょうがないと思う人が多いのが現実でもあります。

「だってしょうがないよ、自分から飛び出してくるんだから」

という人は多いもの。けれどもそんなことは分かっているのだから、そんな風に片付ける必要はないのでは。それよりも

「悪いことをしたね、これから気をつけるからね」

と素直に言える人が増えたほうが、私は今よりももっと自然と共存できる社会に向かっていけるのだと思うのです。

ごめんなさい、ノウサギ。
 

2016年09月12日

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この場所を見つけたのは8月のお盆に入る前。
パッティンググリーンの傍にボンボンと庭石がありますが、この左側の石の裏、毎日のようにノウサギがやって来て日中を過ごしています。

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(ノウサギの姿、わかります?)

こちらは石の裏側、北に面しています。
お尻を石にくっ付けていつもいつもこの体制。きっとここはノウサギにとっての避暑地のようです。
しかも地面に5センチほどの窪みを作っていました。

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なるほど、ここまでは芝刈り機も来れないしお客さんだって来ようとはしません。背後の敵は石が守ってくれるし、上からの敵はマツの屋根が守ってくれます。
ノウサギは横と前だけを気にすればいいという、優れた避暑地を手に入れたようです。

ノウサギがこの場所へやってくるのは朝の8時から9時の間が多く、カート庫の裏の藪からここまで約70メートルほどをダッシュで一直線に駆け込んで来ます。もちろんその間にはパッティング練習中のお客さんもいるし、カラスたちはいつだって事件を探しています。
それでもノウサギは鋭い耳と俊敏な脚力でタイミングを見極め、毎日のようにこの避暑地へ真っすぐやって来ては夕方までこんな体制で過ごしています。

「今日もいた〜?」
「いたいた!」
「昨日はいなくて寂しかったー」
「雨だったからかね?」

まるで合言葉のように毎日姿を見せてくれるノウサギを楽しみにしている従業員たち。
秋が始まり、気温が30度を越える日々も遠ざかって行きそうです。
あと何日、ここでノウサギに会える日々は続くでしょうか。