エコツアー

2017年11月18日

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(後ろの巣箱にはアオゲラが顔を見せてくれ、今日のテーマにぴったりの出演者となってくれました)

エコツアー「ムササビの棲める森」は大成功で終わりました、参加者のみなさまお疲れ様でした。
何よりも一週間前から雨予報だったにもかかわらず一粒の雨も降らなかったこと、森の神様は見事に私たち21名を森に迎え入れてくれました。

ムササビたちは目視でのべ6頭。滑空をあちらこちらで見せてくれたので最大5滑空見れた方、巣箱から出る個体に集中している方もいて、それぞれがご自分の見たいテーマで観察が出来ました。ムササビたちが滑空するたびに「ぉわ〜〜〜〜〜!!!!」と大歓声、子供たちは本当に素直なアクション、みんなムササビが飛んだ方向へダッシュしていました、カワイイ。。。

ガイダンスはムササビの基本部分を熊谷さとし先生、番外編として滑空写真家トモさんにご両親のお宅のベランダに棲むムササビのお話を交えて伺いました、なんか、凄くよかった!!

参加者の方からも面白い観察エピソードを聞かせていただいたり、機能的なライトを教えてもらったり、今後はこんなツアーをして欲しいと言っていただき、「あ〜、続けなくては!!」と思わされた夜でした。次回はパワーアップしているツアーにしないと!!


今回みなさまにお伝えしたかったのは「どうすればいつまでもこの森にムササビたちが棲み続けてくれるのか」というものです、イメトレはしていたものの、お話したかったことの6割くらいしかお伝えできていなかったように思います。ただ、みなさまの心に止めて置いていただきたいこと、それは巣材木の前でお話した「食と住」のこと。森には様々な樹種があってこそムササビを始めとした野生動物たちが健全に暮らしていける環境となり得るのです。
みなさま、スタッフ、ありがとうございました!なによりムササビたち、本当にありがとうございました!

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(本日みなさまと観察した巣箱の日中の様子です)






2017年11月16日

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(逃げる上が女の子、追いかける下が鼻の膨らんだ男の子)

今夜のムササビたち、どうやら恋騒ぎが始まったようです。
主役は巣箱に棲んでいる女の子です、先週から発情の兆しがあったのですがこんなにタイミング良く始まるとはなんとも嬉しい便りです。

メスの交尾日はたった1日だけ、交尾が成立する日までオスは粘り強くメスを追いかけて迫りまくります。今のところ迫っているのは1頭のオス。
この男の子には悪いけれど、どうか明日も交尾が成立しませんように!!
というのも、交尾を終えてしまえばオスはどこかへ消えてしまい、森は静まり返ってしまうのです。

明後日は1年ぶりのエコツアー、雨予報だけれどこんな状況なので決行いたします。
寒い雨となりそうなので参加者のみなさま、無理をせずに。キャンセルされる方はご連絡ください。

森の神様、お願いします!!!!!

 

2017年10月30日

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(巣箱の主は美人な女の子!)

今夜はスタッフ揃ってエコツアーの下見をしてきました。
食痕を探したり、知らなかった植物を教えてもらったり、これがあるからあの蝶がいるんだとか、様々な角度から森を見ている人々と歩けるのはなんとも楽しい時間です。

今夜出会えたのは3頭、メス2頭、オス1頭です。上の写真の女の子はもしかすると発情が期待できるかもしれません、どんどんオスたちが彼女の周辺に集ってくれるといいのですが。

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(そんなメスと付かず離れずのオス、周辺の樹皮に臭い付けをしていました)

今回のテーマは、「どうすればいつまでもムササビたちがこの森に暮らし続けてくれるのか」というもので、つまり「共生」です。
誰かを守りたい、力になりたいと願うなら、必要なのはまず周知だ!と思ったのです。
みなさま、11月18日のツアーはまだ募集中、飯能のムササビたちに会いに来てくださいね。

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カエデの食痕で賑わった森は先週までに落ち着き、近頃はスダジイを食べているようです。


 

2017年10月20日

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最後にエコツアーを行ったのは昨年の12月、それ以来ずっと待っていてくれた方もおられれたそうで嬉しく思います、大変お待たせいたしました。

こちらのツアーは定員となりました、ありがとうございました。
「飯能に棲むいきものたち〜ムササビの棲める森〜」

11月18日(土) 15:00〜18:00 飯能市市民会館 

大人¥1,500 小学生¥500

講師 熊谷さとし

お申込み hannou_risa@yahoo.co.jp


この森ではムササビの棲む巣木が伐られてしまったり、写真を撮りたいために巣穴にいたずらをされたりといろいろな事件があった中で、巣箱を掛け、ムササビたちの数の増減を見守ってきて体験できたことや感じたことをお伝えしたいと思います。
どんなことが起こるとムササビたちがこの森から消えてしまうのか、どうしたらいつまでもムササビたちがこの森で暮らし続けてくれるのか、そんなことを講師でフィールドワークのプロ、熊谷さとし先生にお話していただきます。

今回はどんなムササビ好きさんたちと出会えるのか、楽しみにお待ちしています、どうぞよろしくお願いします。

 

2016年12月26日

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(みなさん私の未熟なガイドを真剣に聞いてくれてありがとう!)

エコツアー「いきものたちは繁殖期」無事に終えました。

熊谷さんのガイダンスはいつも分かりやすくて面白くて「なるほど!」が詰まっています。
日本に棲むいきものたちは皆、日本の四季に合わせて子育てをする。だから今がムササビの繁殖期なんだ。だからこそシカやウリ坊は木漏れ日模様なんだ。

人間は子育てに18年もかかるのだから「温かい季節に産まなければ」とはあまり思わないかもしれません。けれども森のいきものたちは栄養の高い食料に困らない春に子育てを始めたいと願うのは、かれらが長い間日本の四季と暮らしてきた歴史の知恵であり、親心なのだと思います。

森での観察では食痕やフンをみんなで探したのが楽しかった!
繁殖行動は見られなかったものの、2頭のムササビを間近で観察でき、1頭は初参加の女の子Nちゃんが見事に見つけてくれました。
そして、やっぱりいつものようにムササビが滑空すると「おおおおおおおおお!!!!!」と大歓声。
ムササビの魅力は本当に尽きない、不思議ないきものです。

これでまたムササビの魅力に取り憑かれた人が増えたようです。
こうして野生動物が意外と身近に暮らしていることを知ってもらうと、野生動物が好きになる人が増えます。好きになったら「もっと知りたい」と思うはず。そして知れば知るほどかれらの生活に何が必要なのかが見えてくるはずです。
人間はムササビの棲む木を伐ってしまったり、食料の実る森を壊してしまったりもするけれど、棲み家を失ったムササビに巣箱を掛けられるのは人間だけです。

こんな人々が増えていければ、いつかきっと森と人間社会とが共存できる時代がやってくるのだと思います。
参加者のみなさん、寒い中どうもありがとうございました!
ムササビに感謝!!

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